日々のできごと

シェアは、モノづくりをしている人にとって良いことなのか。

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情報をシェアをすることは、モノづくりにおいてプラスかマイナスか

モノづくりしていますか?
楽しいですよね。
夢中になりますよね。

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多くの人は「これで収入がはいってくるかもしれない。でも、私には無理かもしれない。そうだとしても、やってみようかな」こういった逡巡を一度ならずされてきたのではないでしょうか。

そんな時に、やる気を支えてくれるのはモノを買ってくれること。あと、それとは別に、うれしいことあったでしょう?
どこかの媒体に作品をあげて、リアクションが返ってくるととても励みになる。コメントをくれる人もいるけど、それよりも控えめな応援の仕方もある。シェアしてくること。自分がいいとおもったことを、RTや、いいね!を押してくれて、拡散されること。拡散されればされるほど、自分の作品をみてくれる人が、どんどん増える。うれしいよね。

それでも、私はわからなくなってきました。

わからなくなってきたのは、ハンドメイドなどのモノづくりをしている人たちにとってシェアされることは、本当にいいことなのか。
宣伝という意味でのシェアは、一応いいことだと思う。

多くの人に見てもらえる→分母が増える→購買につながる→ちゃんとモノを作った作家にお金がはいる→作家が次をつくる資金になったり、生計をたてられるようになる→安定してモノが作られることにつながる→買う側も好きなモノをみつけやすくなり、気に入ったらきちんと支払って手に入れることができる。

これが理想です。

ですが、どこかで破綻することが多い。
破綻するとね。ひっそりと夢破れて静かに退場する。こういう人、本当に少なくない。

それぞれの理由が必ずある。
飽きたから。
採算がとれないから。
人気のある分野だと、そもそもの市場として無謀だったから。
お気楽な新参者が多数ながれてきて、価格破壊がおきてしまったから。

その中の原因のひとつとして、これもあるんじゃないかとおもう。

安易にシェアされてしまったから。

シェアすることの副作用2つ

シェアの副作用要因①
多くの人に見てもらうことは、本来は喜ばしいことだけど、それだけの興味の目でみられたら、それを利用する輩がいる。
それは、まったくの悪意のない第三者かもしれない。
デザインなどや、制作パターンの盗用を招くかも。
そういうリスクは一応、あるにはある。もし、そういうことに出くわさなければ、メリットの恩恵だけを受けることができす。

シェアの副作用要因②
技術の泥棒。
これに関していうと、どこまでがセーフで、どこからがアウトなのか。その線引きが正解がない。気にいってモノを買う人ばかりではなく、同業者や、これから同じようなモノを作りたい。ハンドメイド作家になりたい!と志す人にとって、制作工程というものは喉から手が出るほどにほしいもの。
中には、どうやって作っているかを知るために、その作家さんのモノを購入し、分解して念入りに調べる人もいる。
そして……分解するだけに止まらず、その過程をネット上に公開し、どうやって作っていたのかの作者にとっての「企業秘密」の部分さえも暴露するような人も……。
悲しいけれど、これが現実。

 

ネットに限らず最近のハンドメイドブームから、作り方が載っている書籍も数多い。

私自身も、作り方を載せている。
今までは文具のカスタマイズや手帳の使い方なんかが多かったけれど、自身の興味の方向もあり、ビーズで作る根付の作り方や、鞄の修理方法なんかを記事としてアップした。

使う側であったり「いち消費者としての立場」であれば、自分でやるのは、お金もちょっとういて、楽しんでやっているので問題はない。
販売側からしたら、それってどうなんだろう、という思いが、ふとよぎることが今までに何度かあった。

 

好きなことを、好きなようにはじめられて、ちゃんと知識も得られる。

本当に恵まれた時代。
皮肉じゃなくて、心の底からそう思うのです。

場合によっては、苦労して、何度もなんども失敗を重ねて、ようやく自分の技術や、制作物に自信をもつようになって得たものだって、ググれば簡単にわかってしまったりする。

それが、完全に個人が楽しむための趣味のものであれば、いいのだけど。
お手軽に情報を得て、お手軽に参入してきた人でも、売れれば同等のお金という対価をもらうことができる。
考えなしで、耐久テストもせずに粗悪なモノを、それなりの値段で売り、ハンドメイド作品のイメージを下げることだってやってしまえる。

なので、今度ハンドメイドをやっていこうとする人は、現状を理解して、譲れない技術や試行錯誤は必要になると思います。

ちょっとググったくらいの知識じゃ追いつかないくらいのモノを作り、一線を明確にひきましょう。そして、これからはじめようとしている人は、先に市場調査をされるとよいかとおもいます。自分が作りたいモノが、売れるモノではありません。流行りものは、供給ばっかりが多くて、市場の奪い合いです。自分が手軽にはじめられるモノは、誰にとっても簡単にできるものです。安易に飛びつくよりも、一見手間がかかったようにみえるものの方が、参入者が少なくて今後、楽になる可能性は高い。







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