戦う着物ブログ

戦うつもりなどないのに、着物は時に戦いだった。着物初心者が、日常で着物を楽しむブログ。ときどき美容も!

着物販売員との戦い

呉服屋トラップにひっかかった時の話。ローンなんて組んでたまるか!カジュアルに着られる着物がほしかったら呉服屋は全力で避けよう。

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こんにちは、ウマ子です。このウマ子でもっと登場したい気持ちはあります。

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ワタクシ、文具工房〜モレスキンスキー というブログもしております。

着物要素はありませんが、ウマ子が活躍する記事をみたい方はこれをクリック!!→馬シリーズ

ところで、欲しい着物はありますか?
どんな着物が欲しいですか?

①少々ボロいけどモダンな大正モダン。いや、銘仙もいい。
②現代の洗えるような便利な着物。着回しのきくもの。
③訪問着などの一生もの

③一生ものと答えたあなたは呉服屋さんへGO!!

呉服屋さんでは、ぐるぐるにまかれた布が売っております。 仕立てる前のものですね。
それを自身の体型にあわせて、ぴったりと誂えますので当然ぴったり。

自分の場合ですが、今なら理由はわかり解決したのですが、おはしょりがぐっちゃぐちゃになることが多かった。
自分の体型にあわせたものでしたら、やっぱり着付けもしやすい。綺麗にみえる。

では、①②を選んで、別に一生ものなんて考えてないあなた

「いいかしら?ぜっっっっっっったいに!!!!
絶対に、興味本位で呉服屋なんて覗いてはいけないのよ」BYウマ子

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夏の時期に、浴衣を見るくらいなら問題ありませんが、お着物だけは近寄ってはいけません。特に巻かれた布がおいてあるところは全力で避けてください。

着物は、めちゃくちちゃ大雑把にわけると2種類あります。 普段着と、お高いドレスとしての着物。
お高いやつは、天井なしに高いです。 頭がくらくらしそうに高い。

カジュアルに普段着に♪
と思っているのなら、安くで洗える着物をおいてあるお店探せばあるし、ネットもいいものあります。

実際に私が呉服屋トラップに嵌った時のお話をしましょう。

学生の肩書きがなくなったばかり。
ハタチそこそこの小娘だった私。

着物の興味はあるものの、どこに売っているのか何を買えばいいのかすらわからない。 好きだから大型ショッピングモールにはいっている着物を扱っているお店が気になってみていた。

気の良さそうな販売員のおねえさんに、声をかけられた。

「前にこのお店で卒業式の時の髪飾りを買ったんですよ」
「そうなんですか!ありがとうございます。このお店で購入したことがある方優先で、招待状を渡していて、招待状をもってくればセール価格の時にお店にはいれますよ」

と、優しい笑顔をともに、招待状を渡してきた。

その紙を手にしてその日は帰路につく。

後日セール会場となっていた呉服屋へ

その頃の私は、呉服屋が主に取り扱っているのが、布で売っていて自分の体型に誂えることすら知らなかった。

いざ、セール会場となっているお店へといっても優しそうなおねえさんは、別のお客さんと話し込んでいた。

着物の形となっているものじゃなくて、布があっても何をどうみていいかすらよくわからなかった……。

どうしていいかわからない。
やたらとまかれた布ばかりあるので、ようやく呉服屋を理解してくるが、この場にひとりでいることが耐えられなくなってきた。
布ばっかりなんやもんみてもわからんし、おもしろくない。

一般的に、着物屋さんって試着をさせてくれるところがほとんどです。

でも、呉服屋さんは巻かれた、いかにも高級そうな!!布が並べられている……。

で、勝手に布を当てるのも気が引けて、先日のおねえさんに話しかけたら、ようやくきてくれた。そこから悪夢の営業トークがはじまる。

呉服屋、営業のスタート。

はじめのほうの会話を忘れましたが、着物のお勧めはされました。
いい返事をしない私に、お互いにどうすっぺかなぁ、というような空気は漂っていました。
そのおねえさんが着ていた黄色の長襦袢が、袖口からチラリと見えて

「かわいいですね襦袢」
「ありがとうございます♪おはしょりがぐちゃぐちゃになるといってましたけど、長襦袢ちゃんとしたやつもっといたほうがいいと思いますよ」
「……」うめく私。

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「長襦袢なら、(確か)7万円くらいで作れますし、自分のサイズのものをもっていたほうがいいですよー。月々で計算すると……etc」

それでは、覚えておいてください。

電卓がでたらクロージングをかけられている合図

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クロージングとは、営業などの基本で最終的な〆であったり、結論をだすという意味です。
販売においては、電卓をだしてくるのは、クロージングをかけられているということです。

そこに、やり手っぽい、おねえさんの上司がやってくる。
店長だったかもしれない。

二言三言かわした後。

「お客様には……これ似合いますよ」
「あっこれなかなか似合う方いないんですけどね。あ、似合いますね」
「あ、ほんとー!これ似合う人って珍しい」 (こうやって、おだてて客をその気にさせるのは販売の基本)

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「これは◯永◯百合(日本が誇る有名女優)がCMにでてたでしょう。その時の着物をデザインした先生のものなんですよ」

「はい……」(興味なし)

「普段なら百万円なんですけど、その先生が皆さんに着ていただきたいってことで六十万円でいいっておっしゃってたんですよ」

「はぁ……」(唐突にでてくる大金すぎる話に、値引いても効かない)
私の響かない様子に、最後の一手として電卓をとりだすおねえさんの上司。

「そうですね……今回でしたら……」
パチパチパチッ。響くのは電卓の数字を弾く音。

「特別に、四十万円で」

「………………」
いやいやいやいやいやいやいや。

百万から四十万て、どこいってん六十万円。
パチパチパチッ また、計算しだすおねえさんの上司。

「そうですねぇ、ローンだと月々◯万円です」

興味なさすぎて金額を覚えていませんが、1万数千円あたりだったはず。
月々の換算としては安いことになっても、それが何年かつづくのですよ。恐ろしや。

「いや、いいです」 はっきと断ると、諦めてどっか行きました。
ただでさえ、以前に美容関係で痛い目にあってるってのにローンなどくんでたまるか。

優しそうなおねえさんも、こいつにはもう用はないという感じで気まづい空気が流れて私はセール会場を後にした。

知らない自分の無知もあったけど、着物が好きな初心者が間違って呉服屋へいってしまうことほど悲劇はありません。
こうやって、着物好きな人が、着物が嫌になることもあるんだろうな。というか、自分が一時、好きな着物がなんかいやー!となったのは事実。

 呉服屋トラップに嵌らないでください。

ググれば、良心的な普段着着物おいてるところいっぱいあるから!!

ちゃんと接客をしてもらって買うのは、いい店員さんなら教えてくれたりするし、そのお店自体でそこそこお安く着付け教室とかもしていたりする話もよく聞きます。

着物人口自体が少ないからさ。

少ない需要の中でパイを奪いあう市場なのが呉服屋だと個人的には思っています。
お高いものならなおさら「一生着られるから」という言葉で後悔しないものをと、価格は度外視で勧めてきます。

良心的なところもあるとは、聞きます。だけど、私のように着物着てライブに行きたいんだ!着物を普段着に!!
と、多少、汚れること前提で着るくらいなら、最初に呉服屋にいくと確実に心をへし折られて帰ってきます。

あと、実家の箪笥探ってみてください。
買わなくても、最初の練習として気兼ねなく着れるものきっと大量にあるとおもいます。 ではエンジョイ着物ライフ!!







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